30代元JA職員が脱サラして本気で農業に取り組むブログ

元JA職員だった管理人は、農業の高齢化・耕作放棄地の増加などをリアルタイムで見てきました。30代の自分はアドバイザーではなくプレーヤー。「まず自分が動く」の思いでJAを退職。本気で農業に向き合うブログです。このブログが日本の農業活性化につながればと本気で願っています!

農業で一番「儲かる作物」の見つけ方!リサーチの手順や参考資料をまとめてみた

いつも「はてなスター」をありがとうございます!

 

今日はハロワと市役所に行ってきました。

国民年金の切り替えや、雇用保険関係の手続きなど。

実際に自分で手続きをすることで新たな体験となりました。

 

さて本題。

「これから農業やる!」

ってなった場合、まずは、

 

「どんな作物が儲かるか?」

が気になると思います。

 

なので今回は、自分が実際に価格を調べたりする、

「ツール」

を中心に、あくまでデータ的に儲かる作物を、

「リサーチ」

する手順をまとめてみたのでご紹介します。

 

前置きとして、農業は奥が深いので一概に言えませんが、

あくまでデータに基づいたもの、

「上場企業の優良株を探す」

みたいな感覚で見ていただけたら幸いです。

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市況データを使って最近の市場販売価格を調べる方法

日々農作物は市場に出回りますが、

これの過去のデータを調べることができるサイトがあります。

 

それは、日本農業新聞の、

netアグリ市況

というサイトで調べることができます。

 

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www.agrishikyo.jp

 

ただし注意点。

このサイトは、日本農業新聞を購読している人しか利用できません。

毎月1、15日にパスワードが発行されます。

 

上の画面のような感じで、チャートや時系列などで過去の農産物価格をリサーチすることができます。

 

試しにやってみます。

 

例えばトップページ下のランキングを見ていきます。

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ブロッコリーが50%値上げ。笑

 

なんでこんなに上がっているのか?

過去はどうなっているのか?

もう少し詳しく見てみましょう。

 

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4月に入り爆上げしています。

「3月に仕込んでおけば。。。」

って、株とは違いますが。笑

 

しかしこのチャートは3か月です。

では、一年だとどうでしょうか?

 

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1年で見てみると、MAXで600円。

意外とそこまで高騰していないのがわかります。

 

というか、昨年は4月中旬にピークを付けた後、値下がりしています。

これは農産物の需給の関係によるものです。

 

例えば冬に採れたての枝豆が食べたい!

って言っても無理な話。

収穫が夏限定だからです。

 

市場原理、需給の通りで、

供給が少ないときには高騰する

というのが作物の特徴ですね。

 

さてまとめとして、このサイトでわかることは主に、

  • どんな作物が今売れているか?
  • この作物は過去にどんな値動きをしたか?

です。

 

農業計画を立てる上で大いに参考になると思います。 

 

このように、何かと便利な「netアグリ市況

日本農業新聞を購読するだけで利用できます。

 

日本農業新聞は、このサイトを使えるというメリット以外に、

様々な農業関連の面白いニュースが入ってきます。

僕もJA時代に、ライターとしてここに寄稿していましたのでわかります。

 

農業に興味ある方は、ぜひ農業新聞の購読をおススメします。

 

10aあたりどれくらい儲かる?がわかる指標

直近の販売価格については知ることができました。

 

でも農業、というかなんでもそうですが、

「経費」

というものがあります。

 

農作物は種まいて「ハイっ、出来上がり!」とはいきません。

播種、施肥、管理、除草、収穫、人件費、などなど、

実に様々な経費がかかってきます。

 

なので、

「経費を差っ引いてどれくらい儲かるの?(粗利)」

 という事が気になると思いますが、

実はこれ、政府が指標で示しているんです。

 

それがこちらなんですが、、

http://www.maff.go.jp/j/tokei/kouhyou/noukei/

 

よく見ると書いてることは参考になります。

でも、やはり政府(行政)の資料、

非常にわかりにくい。。

 

なのでそんなときは、自分の行政(鶴岡市)よりもらった、

所得目標の票を見てみましょう。

 

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うん、わかりやすい!

「10aでいくら粗利が出るのか?」

この答えが一目でわかります。

 

そしてこれを見ると、

  • ミニトマト  182万円
  • 行者ニンニク 150万円
  • いちご    110万円

こらへん、ぶっちぎりで高いです!

仮に水稲は4万円くらいだとしたら、40倍近くでしょうか。笑

 

さてここで、田んぼの面積を考えてみます。

田んぼは1枚30aです。

表の所得は10aあたり。

ということは。。

 

「なんだ、田んぼ2枚分のミニトマトを作れば年収1000万円じゃん!!」

というふうに思った人、はい自分です。笑

 

でもこの考え、実は非常に大きなミスです。

 

なぜなら、農業には「作業時間」があります。

単純に粗利がどうこう~では話ができません。

 

さらに言うと、自然相手です。

想定外のリスクもあります。

生き物なので、管理を失敗して全滅、、

なんてこともあります。

そうなると無収入です。

 

こういう表はあくまで「指標」としてとらえるのがベストかもですね。

 

儲かる作物とは?自分の考え

このように、この記事では儲かる作物をリサーチ、

指標で見て気ました。

なんとなくの相場観の把握はこれでできると思います。

 

ただ個人的には、これで儲かるかどうか?は別の話だと思います。

 

そもそも儲かる農業って大きく2分していて、

  1. ガンガン規模拡大で数をこなす
  2. ブランディングで小規模高収益

です。

もちろんこの2つが組み合わされば最強なのですが。

 

でも農業は、資本のあるなしにかかわらず、

自分のできる範囲で始められることがとても大きな魅力です。

最低でも食べ物には困りません。

 

なので、結論としては、

「作って楽しいものを作る」

これが儲かる農業のベストなアンサーです。

 

嫌々作っている農家の野菜よりも、

楽しんで作っている農家の野菜を食べたいはずです。

 

まだ何を栽培するか決まってない人は、

まずは様々な作物に出会い、自分のベストな作物とやっていくのがいいかもしれませんね。

 

自分もその一人なんで、まずは山大のビジネス塾に通って、

これまでのJA時代とは違った農業とのかかわりを持っていけたら楽しいだろうなーと思っています。

 

この記事も今後、リサーチなどで有益情報あったら随時更新していきます。