30代元JA職員が脱サラして本気で農業に取り組むブログ

元JA職員だった管理人は、農業の高齢化・耕作放棄地の増加などをリアルタイムで見てきました。30代の自分はアドバイザーではなくプレーヤー。「まず自分が動く」の思いでJAを退職。本気で農業に向き合うブログです。このブログが日本の農業活性化につながればと本気で願っています!

ソーラーシェアリングとは?補助金はいくら?導入事例や作物、問題点など

いつも「はてなスター」をありがとうございます!

農業活性化のために頑張る専業農家のユーマです。

 

さて、みなさん「ソーラーシェアリング」というものはご存知でしょうか?

 

「太陽」を「シェア」する。

このネーミング、農業に絡めてみると、

ははーんと納得します。

 

さてこのソーラーシェアリング、

結論から言うと、

農地で作物を栽培しながら「太陽光発電」ができる技術です。

 

まさに次世代の技術ですね、

農地=作物をつくる、

くらいしか用途がなかったのですが、

それが太陽光発電による売電収入も生み出してくれます。

個人的にはすごく「アリ」です。

 

なぜそう思ったのか?

今回はこのソーラーシェアリングについて、調べたのでまとめてみます。

ソーラーシェアリングとは?

先ほども言ったように、農地に太陽光発電システムを搭載する、

農作物と売電を同時に行えるシステムです。

 

結果、農作物の販売収入と、太陽光発電の売電収入が入り、

1つの農地で2つの収入が手に入ります。

 

また、売電をしなくとも、

発電した電力で農作物を栽培する電力に充てるということも可能です。

ソーラーシェアリングの導入事例と適した作物

実際にソーラーシェアリングを導入している施設をいくつまピックアップします。

意外な作物もあったりしてびっくりです。

見た目も近未来的でカッコいいです。

水稲×ソーラーシェアリング

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高さもあり、田植えや稲刈りなどにも十分対応できそうです。

果樹×ソーラーシェアリング

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画像はレモンの木です。植物にも十分に陽が当たりそう。

ブルーベリー×ソーラーシェアリング

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椎茸×ソーラーシェアリング

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日陰を好むシイタケなどの菌床類にはパネルの日傘はうってつけかも。

お茶×ソーラーシェアリング

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お茶の名産地、静岡県でも取り入れられています。

ビニールハウス×ソーラーシェアリング

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ハウスのような細い骨組みでもパネルを取り付けできます。これなら該当するところも多そう。

ソーラーシェアリングの設置費用・補助金は?

まずソーラーシェアリングには補助金があります。

しかし、これを使うとFIT(固定価格買取制度)は使用できません。

つまり、売電収入はないという事で、完全に消費するための電力となります。

補助金額は以下の通り、

  1. 再エネシェアリングモデルシステムの事業化計画策定(定額補助:上限1000万円)
  2. 再エネシェアリングモデルシステムの導入(2分の1補助)

 

でも大半は、売電収入を目的にすると思います。自分もそうですが。笑

だって、現金で収入を得た方がいいですしね。

発電した電力すべてを使うのはどんだけ電量かかる農業だよ、となるわけです。

 

では、ソーラーシェアリングの売電単価はいくらか?

これはFITと同じで、1kwhあたり18円の買取価格です。

 

モデルケースとしては、ざっくり調べたところ、

まず利回りが11%、

400坪で1年間約200〜250万円の収入が見込め、10年で投資分回収といった感じです。

これは従来の太陽光発電と変わらないイメージですね。

 

ただし設置費用は取扱い業者によってかなりの差があるので、

ここで利回りがグンと違ってきます。

安いところはホントに安く設置できます。

ソーラーシェアリングの問題点とは?

メリットもあれば必ずと言ってデメリットはあるもの。

デメリットとしてあげられるのは、

  • 初期投資が必要
  • メンテナンスが必要
  • 農作業への邪魔

などがあります。

個人的にソーラーシェアリングをどう思うか?見解

僕の意見ですが、ソーラーシェアリングは、最初に言った通り「大いにアリ」です。

その理由を列挙すると、

  • 売電収入を安定して得られる←これが一番
  • 農業の超低金利ローンで設置可能
  • 補助金が出る可能性(経営体育成事業などで最高300万円)
  • 今後の普及拡大に対しての先駆けになる
  • 観光ビジネス的にもモデルになれる

などなど。

まだまだ深く掘り下げてないのですが、

これから色んな機関からも聞いたりして事業化の検討をしていきます。

その都度この記事の内容も更新していきますね。

 

いずれにせよ、動くのは早いことがベストです。

石橋をさんざん叩いてきた僕ですが、

今になり石橋は一度叩けばいいという考えに至りました。

 

どんな事業をやるにしても、まずはメリットとデメリットを十分把握して、

それからはスピード重視で物事に至りたいですね。

 

自然エネルギーで電気と作物を同時収穫するそーらシェアリング、

今後とも要チェックです!