30代元JA職員が脱サラして本気で農業に取り組むブログ

元JA職員だった管理人は、農業の高齢化・耕作放棄地の増加などをリアルタイムで見てきました。30代の自分はアドバイザーではなくプレーヤー。「まず自分が動く」の思いでJAを退職。本気で農業に向き合うブログです。このブログが日本の農業活性化につながればと本気で願っています!

水稲の発芽不良を防ぐ!正しい水交換のやり方

いつも「はてなスター」をいただきありがとうございます!

今日も農業活性化のため頑張ります!

 

先日になりますが、3月30日に水交換を行いました。

 

お米の種子は、何もしないままだと休眠状態といって眠ったまま。

この眠りから覚ましてあげるには、「積算で120℃」の水温を与えなければいけません。

 

しかし120℃とはいえ、ただ水につけっぱなしで待つのはダメ、

そこには「水交換」という作業がきわめて重要になってきます。

 

それでは、そのやり方です。

水稲種子の水交換のやり方

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前回の記事で、種子消毒をして、それから48時間経ったプールの状態です。

消毒剤が入ってるので、水が黒いです。

 

では、どうやって交換するかというと、

 

ただ水を抜いて新しい水を入れるだけです。笑

 

そのままで、簡単です。

交換した後はこんな感じ。

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ただし注意するポイントがあり、

  1. 3日に1回水交換をする←これが大事
  2. 残った消毒剤をきちんと洗い流す

 

この2つをしっかり守らなければいけません。

 

特に3日に1度交換しないと、

催芽(芽出し)のときに出芽不良になってしまう可能性があります。

水が古くなって、もみが酸素を吸えなくなるからです。

 

これになると、大変です。。

 

スタートでコケる訳ですから、

そもそも「今年は米をたくさんとるぞ!」などの話じゃありません。

赤ちゃんの時に髪の毛を永久脱毛するのと一緒です。(?)

 

3月は大体水温が10℃くらいなので、積算120℃はおよそ12日。

つまり、4回は水交換する必要があります。

 

「苗半作」という言葉があるように、苗作りで稲作の半分が決まります。

そんな中でも、赤ちゃん、いやまだお母さんのお腹にいるくらいのこの時期を慎重に、育てる事がとても大事です。

発芽不良を防ぐ!芽出し確率アップの薬とは?

芽が出てこない!

苗揃いが悪い!

 

そんな悩みを解決するための肥料を紹介します。

自分も毎年お世話なってます。

 

それが「活水」です。

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使い方はカンタン、水交換した後に100リッターあたり、1リットルの活水を入れます。

 

これは酸素供給剤です。

人でいうリポビタンDとかと一緒です。

今の浸種時期以外にも、種まき後などにも使える超スグレモノです。

 

今年はもう残り、4月3日、4月7日に水交換を行う予定です。

しっかり守って、極力種もみの出芽不良をなくしていきます。